2012年10月01日

岐阜バスの廃止路線乗り納め

TX沿線に移住が決まったY.D.です。
図らずも前記事にカブせてしまいましたが、今記事もバスネタです。

先日、9月一杯で廃止となった岐阜バス路線を乗り納めに行ってきました。
廃止路線は岐阜市北西部と八幡地区に集中していたのですが、今回は八幡地区を中心に路線をめぐりました。

CIMG2581.jpg
まずは名鉄バスセンター〜関・美濃を結ぶ「高速名古屋線」で、関市役所・わかくさプラザへと向かいます。今回利用した名鉄バスセンター8時50分発の便は名鉄担当となっています。

名古屋都市高速・名神・東海北陸道経由で岐阜県内へ入り、関市内では一般道を走ります。
CIMG2595.jpg
赤土坂〜栄町一丁目の区間では国道248号線を走行します。「栄町一丁目」と言われてもピンときませんが、ファンにはおなじみ「新関」のことです。道路が拡幅されて往年の印象は薄れていますが、ところどころ美濃町線の痕跡を見ることができます。

関市役所・わかくさプラザで下車後は、一本目の廃止路線「洞戸・関線」を利用するため中濃厚生病院まで徒歩で移動します。
CIMG2606.jpg
この路線は中濃厚生病院〜中濃庁舎を結ぶ、一日一往復が設定されている路線です。病院と庁舎を結ぶ路線ということで需要はありそうに見えるものの、当日の利用者は私を含めて2人でした。

途中では、美濃町線(新関〜美濃)の線路跡と並走する区間もあります。
CIMG2608.jpg
この道路の左側を美濃町線が走っていました。

中濃庁舎到着後は、近くの高速美濃バス停まで徒歩で移動します。高速美濃からは「高速八幡線」を利用し、八幡営業所まで乗車となります。「高速八幡線」は岐阜市内と八幡営業所・郡上白鳥を結ぶ路線で、運行は岐阜バスコミュニティ八幡が担当していました。10月以降は岐阜バスが運行を行い、八幡営業所廃止に伴って停車バス停も変更されています。

今区間も東海北陸道を経由します。やはりトンネルが多いのが東海北陸道の特徴ですね。
CIMG2636.JPG
トンネルを抜けると、そこは八幡でした(笑)

早速、営業所で一枚!
CIMG2642.JPG
八幡営業所は、2001年に岐阜バスから岐阜バスコミュニティ八幡へと分社されました。車両の塗装は岐阜バスと同じで、ロゴが違う程度。利用者からも「岐阜バス」として認識されています。廃止路線は他社へ譲渡され、岐阜バスコミュニティ八幡は9月一杯で廃業してしまいました。

さて、二本目の廃止路線は「和良線」。郡上市民病院と方須(ほうす)・祖師野(そしの)を結ぶ路線です。ちなみに営業所から市民病院までは、例によって徒歩移動です(笑)
CIMG2686.jpg

終止、国道256号線を走るのですが、途中の峠がなんとも・・・
CIMG2709.JPG
道幅はこれでも広い部類です。所々センターラインが消失するわ、180°ヘアピンカーブはあるわ、雨量規制はかかるわ、という某とうふ屋が登場しそうな道路をバスが走り抜ける様子は新鮮そのもの。特に雪深い地域なので、冬期には運転士泣かせの路線とのことです。

峠と途中の集落を過ぎて到着した終点、祖師野上(そしのかみ)。
CIMG2726.jpg
写真には民家が見えませんが、大きめの集落です。沿線は終始美しい自然に囲まれていました。

CIMG2753.JPG
復路では博覧館前付近で郡上白鳥行きと離合。この路線は後ほど。

郡上市民病院まで戻って、次に乗車するのは明宝線。一路、郡上明山(ぐじょうあきやま)まで乗車します。
こちらは和良線のような峠道はなく、せせらぎ街道こと国道472号線をひたすら北上。途中、下校する中学生の集団が乗車し、車内は一気に明るい雰囲気になりました。その中学生たちも、終点が近づくにつれて徐々に下車していき、終点の二つ前である真虫原で最後の中学生が下車。バスを降りて深々とお辞儀をする彼らの姿が印象的でした。

終点、郡上明山にて。
CIMG2777.JPG
運転士さん曰く、ここから先は集落もないとのこと。冬場は雪がしんしんと降り積もるそうで、折り返しまでの待ち時間が一人だと辛いとのことでした。

復路、郡上八幡駅行きでは郡上明山行きと離合。
CIMG2792.JPG
帰りは下り勾配が多いため、「効きはいいけどうるさい日産のエンジンブレーキ(運転士さん談)」が体感できました。

そして最後の廃止路線は郡上八幡駅と郡上白鳥(美濃白鳥駅)を結ぶ八幡白鳥線。八幡の中心部を抜けると、長良川鉄道越美南線と平行して走ります。大型車が充当されていますが、私が乗車した時間帯が遅かったこともあり、利用者は少なかったです。
CIMG2799.JPG
写真は終点郡上白鳥にて。後ろに停車しているのは高速八幡線の車両です。

10月1日ダイヤ改正で消えてしまったこれらの岐阜バス路線ですが、八幡地区の路線については他社への路線譲渡となり、路線自体は存続しています。和良線沿線には鍾乳洞、明宝線沿線には芝桜(テレビ番組で取り上げられ、有名だそうです)など、観光的にも魅力あふれる地域なので、私としても改めて足を運びたいと思っています。譲渡後は運賃引き下げや、長良川鉄道との連絡を考慮するなど、利便性の向上が図られるようで、地域の足として再出発を果たしています。皆さんも八幡に行かれる際は、これらの路線を楽しんでみてはいかがでしょうか?

*当日はO運転士、I運転士、N運転士のお三方に大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。
posted by 名古屋工業大学鉄道研究会 at 23:33| バス